こんにちは、『よしりん』こと 吉野 敏明(参政党 共同代表)です。
大谷翔平選手が大活躍です。
二刀流というだけでも凄いのに、打者としては松井秀喜の記録を塗り替え、投手としてもMLBオールスターゲームに出場。
今季はとうとうメジャー通算100本塁打に手が届きました。
肘や膝の故障をかかえ、順風満帆だったわけではありません。
苦境を乗り越える精神力もある。
さらに、笑顔が素敵な超好青年。
「大谷翔平選手のような子どもの育て方を知りたい!」と思われるお父さんお母さんも多いことでしょう。
では、何がここまで大谷選手を成長させたのでしょう?
■名選手・名監督ですら見抜けなかった大谷翔平
大谷選手は高校生の時にはすでに、「二刀流をする」という信念を抱いていました。
当初は批判もたくさんありました。
2013年にプロ入りして「二刀流挑戦」を明言すると、「ふざけるな」「一刀流でも大変なのに、プロ野球をなめるな」と苦言を呈した人物がいました。
ノムさんこと 故 野村克也 監督です。
野村監督といえば、現役時代は4番でキャッチャー、しかもプレイングマネージャーもするという『三刀流』。
本塁打王9回、打点王7回、最優秀選手賞5回。
さらに戦後初かつ世界のプロ野球史上初の捕手での三冠王。
監督としても万年最下位のチームを優勝させる『優勝請負人』。
あるいは成績が落ちた引退間際の選手を再起させる『野村再生工場』。
世紀の名打者・名捕手・名監督です。
そんな人物からも批判される中、大谷選手はプロ野球でもMLBでも二刀流で大活躍しました。
さすがの野村監督も、過去の発言について「取り消し!彼のプレーを見て、考え方を改めさせられました」と潔く撤回しました。
「大谷さん、すいませんでした」と深く頭を下げるまでしたのです。
これは野村監督の目がくもっていたのでしょうか?
いいえ、違います。
あの野村監督よりもさらに、大谷翔平選手の『志』が高かったのです。
■色んな子ども、色んな『志』
高い志をもつ大谷翔平選手をみて思い出すのはこの言葉です。
「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや」
現代風に言えば「燕や雀のような小鳥に、どうして鴻や鵠のような地球を翔け巡る大鳥の志がわかるものか」です。
子どもたちの中には鴻鵠のような大鳥がいます。
ある意味では全員がそうです。
大谷選手のような野球の才能に恵まれた子もいれば、勉強が得意な子もいる。
モーツァルトのような芸術に優れた子、アインシュタインのような独創的な子、吉田松陰のような誠実で影響力のある子、二宮尊徳のようなとにかく人に尽くせる子、ナイチンゲールのような優しく思いやりの深い子…。
色んな子どもがいて、それぞれの可能性に満ちています。
もちろん、人に「凄い!」と言われる必要などありません。
その子にはその子なりの『志』があるのです。
■『志』をないがしろにする現代教育に選択肢を
それぞれに可能性を秘めた子どもたちへ、画一的に国語・算数・理科・社会を教えているのが現代教育です。
全ての教科で良い成績をとらなくてはいけない。
だから、国語の得意な子に算数ばかりがんばらせ、運動の得意な子に勉強ばかりさせる。
こうしていつの間にか、子どもは苦手なことばかりさせられ怒られているのです。
ついには勉強するのが嫌いになってしまう。
実は現代教育は、明治時代から根本が変わっていません。
当時は欧米列強に侵略されないように、富国強兵で兵隊と工場労働者を育てなくてはならなかった。
『言われた通りにちゃんと行動できる子ども』が必要だったというわけです。
昭和の高度成長期までは、確かに現代教育が功を奏しました。
みんなが同じだったからです。
しかし今、”兵隊”をたくさん育てる必要がどこにあるのでしょうか?
世の中は多様になっています。
色んな仕事があって、色んな役割がある。
色んな人がいるから社会がまともで豊かになるのです。
だから、教育を自由化しなくてはならない。
公教育がほとんどタダで教育が受けられるように、フリースクールでも同じくらいの費用でできるようにする。
そして、江戸時代の寺子屋で教師だけでなく色んな人が先生をしていたように、多様な学校運営ができるようにする。
もちろん、今まで通りの教育があってもいい。
でも、違う教育があってもいいのではないでしょうか?
そして個性を尊重した教育の中で、「何のために生まれてきたんだ?」と問いかけるのです。
自分が人生を賭けてやることは何なのか?
命をかけてでもやることは何なのか?
そうすると高い『志』を抱けるようになり、成長し生きる喜びが湧いてくるのです。
あなたもお子さんを『大谷翔平』に育てませんか?
色んな『大谷翔平』が、たくさん生まれてくる日本にしていきませんか?
子どもに夢と笑顔を与えたいあなたはコチラ:
参政党は個性を尊重する教育を実践とともに目指しています
(「新しい教育制度について、参政党はどう取り組みますか!?」Youtube動画)