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REPORT

不妊治療に「予防」を!

令和4年1月26日、不妊治療への公的保険が同年4月から拡充されることが厚生労働省から発表されました。​
今までも排卵誘発剤の使用など一部の治療は保険適用ではありましたが、体外受精や顕微授精などは適用外で、費用負担が高額になっていました。​
それが4月からは3割負担で済むことになります。​

「不妊治療の保険適用に人工授精など 4月以降、着床前検査は除く」​(Yahoo!ニュースより)


不妊症のカップルは10組に1組ともいわれ、不妊が夫婦にとって大きな問題であることは想像に難くありません。​
不妊治療によってお腹に赤ちゃんを宿すことができたら、それは最上の喜びでしょう。​

保険が適用されることで、赤ちゃんを授かろうと力を合わせる夫婦が増える事は素晴らしいことだと思います。​

さて、不妊にはタバコとお酒が悪影響を及ぼすとよく言われますが、これらは同時に早産のリスク因子でもあります。​
しかし、あるデータによると、タバコやお酒以上に早産に関わるものがあるのです。​

それが「歯周病」です。​


■歯周病が赤ちゃんの害になる!?​

早産がなぜ良くないかというと、出産後に医科的な管理が必要になるケースが多くなってしまうからです。​
その後の成長過程でも、さまざまな疾患に対するリスクが高くなってしまいます。​

早産・低体重児出産は、赤ちゃんの生命と健康に関わるのです。​

もし、不妊治療をしてやっとのことで妊娠したのに、早産で出産してしまったとしたら、あなたは後悔せずにいられるでしょうか?​

そのことを知ってか知らずか、妊娠をすると多くの女性が、禁煙や禁酒をします。​

しかし、実は「歯周病」の方が、早産・低体重児出産のリスクは7倍以上も高くなるのです。​
タバコやお酒よりも、高齢出産よりも、はるかにリスクが高いわけです。​

米国のデータでは、妊婦あるいは出産後3日以内の産婦に歯周病の検査を行ったところ、口腔内の60%以上に基準以上の歯周病が見られた妊婦は、早産・低体重児出産のリスクが7.5倍も高かったと報告しています。​


■歯周病は「予防」できる!​

歯周病は、赤ちゃんの生命と健康に関わる病気ですが、「予防」することができます。​


さて、歯周病がどんな病気だかご存知ですか?​

口が臭くなる?​
歯グキがやせる?​
歯が抜ける?​
おじいちゃんの病気?​

そんなイメージだと、「わたしは歯周病なんかじゃない!」と思われたかもしれません。​

でも待って下さい、親知らずは腫れていませんか?​
もし腫れているのだとしたら、斜めに生えているせいだとか、歯肉の中に埋まっているせいだとかいっても、それは歯周菌が感染した立派な歯周病です。​

歯周病は決して”おじいちゃん”だけの病気ではありません。​
正しいケアができていないと、誰しもが歯周病になってしまうのです。​


だから、歯周病は普段のケア、つまり「予防」が大切なのです。​

しかし、ハミガキだけでは「予防」できません。​
歯周病の原因になるバイオフィルムを除去するために、ブラッシングとデンタルフロスが必要です。​

ここでバイオフィルムとは何かをご説明しておきましょう。​
バイオフィルムは歯垢(プラーク)がひとつの生命体のように固まっている状態です。​
バクテリアが互いに結びつきながら成長し、外側は薬剤などに強いバクテリアが守り、中央にはこれを制御する司令塔のようなバクテリアがいて、その中間には栄養を供給したり情報を交換したりするバクテリアがいます。​

ですから、うがい薬などで殺菌できるのは表面だけで、物理的にこすらないと除去はできません。​
浴槽やトイレのぬめりと同じです。​

もうひとつ重要なヒントがあります。​
それは、バクテリアが集まって塊となり、バイオフィルムに成長するのには1日かかるということです。​

すなわち、1日のどの時間帯でも良いので、バイオフィルムを”完全に”除去すれば、歯周病を「予防」することができます。​


さらに具体的な方法もご説明したいところですが、拙著では20ページにもわたる情報量ですので、ここでは差し控えたいと思います。​
信頼できる歯科医に指導してもらうのが一番ですが、拙著「口元美人化計画」をご覧いただければ、歯ブラシやデンタルフロスの選び方から使い方まで丁寧に説明しています。​


■「予防」は日本を救う​

最後は宣伝のようになってしまいましたが、私の目的はそんなものでは決してありません。​

私の目的は、このブログを読んでいる皆さんに元気な赤ちゃんを授かって、幸せになってもらうことです。​
もっと言えば、すべての人に幸せになってもらいたいのです。​

私は歯科医院を開業して以来、「誠意と真実と敬い」を理念に掲げてきました。​
そして真の医療をつづけてきました。​
それが私の人生といっても過言ではありません。​


真の医療のためには、今回ご紹介したような「予防」を中心とした医療へ日本がシフトする必要があると考えています。​


なぜなら、わが国では、この60年間で癌患者が3.8倍も増え、糖尿病は50年でなんと50倍も増えているからです。​
現代医療が本当に正しいのであれば、このことを説明することができません。​

しかし、現在は、残念ながら「予防」は保険の対象に一切なっていません。​

科学が進歩するほど病気が増えています。​
現代医療が国民の健康を守れていない証拠です。​
そのために医療費を含む社会保障費は毎年約8,000億円ずつ増大しています。​
そして、教育といった未来への投資にお金をまわせなくなっています。​

私は、「予防」を中心とした正しい医療によって、国民の本当の健康を取り戻したいのです。​